35日目:サイケサイケな一日

一度もありません。こんにちは、雨です。

 

最近OPUBEATアドベントカレンダーの方でも曲紹介が流行っています。この流れを作ったのはいったい何くろなのでしょうか。気になるところですね。

楽曲の趣味嗜好というのは割と性格出るような気がします。コンサートやクラブに行くと、見た目や雰囲気が似通っている気がするのはそういう部分も要因の一つではないでしょうか。ちなみに音ゲーコアが好きな人は紛れもなくオタクです。ようこそこちらの世界へ。

 

ではなく、連続トランス紹介の回、今日はサイケでしたね。

音楽シーンに限らずいろんな場でサイケというワードを聴いた人は多いと思います。サイケデリック(サイケ)は、LSDなどの幻覚剤によってもたらされる心理的感覚や様々な幻覚、極彩色のぐるぐる渦巻くイメージ(またはペイズリー模様)によって特徴づけられる視覚・聴覚の感覚の形容表現という意味で、分かりやすく画像にすればこんな感じです。

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日常ではほぼ目にしないですね。

 

それが何の関係があるんだ、と言う方が多いと思います。ですが、実はトランスもその反復されるリズムやメロディが、さも脳内の感覚が幻覚や催眠を催す「トランス状態」に誘うかのようであることからトランスと呼ばれていることから、サイケデリックとトランスには親和性があり、ゴアトランス(BEMANIではIMPLANTATION/TOMOSUKEが有名です)から派生して生まれたのが今回紹介する

サイケデリックトランス

です。

 

これもなんだか弐寺の独壇場のような気もするなーとお思いでしょうが、意外とあります。サイケデリックトランスの細かい話は一度切るとして、まずは聴いてもらうのがいいのかもしれませんね。

 

サイケデリックトランス/Psyche Planet-V/Sota Fujimori

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特に前半がそれっぽいですね。もにょもにょというと失礼になりますが、アグレッシブなシンセの音を用いて、昨日のトランスとは大きく異なる雰囲気と、それでいてトランスの特徴の1つである「反復されるリズムやメロディが、さも脳内の感覚が幻覚や催眠を催すような」楽曲であることはわかると思います。こんなに雰囲気が大きく変わるのに不思議ですね。

 

さて、この曲にフォーカスを向けると、シンセにおいてはBEMANIに限らず世界のSota Fulimoriにまでなるレベルのこの男が、当時新しく登場したシンセであるV-Synth XTを用いて作曲したものです。シンセに対する愛の深さも負けていません。シンセに構いすぎて恋人に振られたという過去があるくらいには不思議な人です。そのあたりの話は追々。

 

前半は宇宙というより暗闇に迷い込んでしまったイメージがありますが、後半で雰囲気が大きく変わって明るくなった部分は、そんな暗闇から脱して開放的な宇宙空間を見ているんだなあと感じられる曲です。前半の所々で小さくキラキラしたフレーズが聞こえてくるのは暗闇の中の一筋の光のようで、なんだかエモいですね。

サイケデリックな雰囲気のフレーズが何回も繰り返されると癖になっちゃいますね。このブログを書くために何度も聞いているのですがやめられそうにありません。他にどんな曲があったかなと思い探す始末です。これだからサイケは。

 

余談になりますが、サイケデリックトランスの親戚にフルオンがありますが、フルオンといえばBEMANIではkors kが数曲提供しています(個人的にはChain of pain/kors k vs 猫叉masterがお気に入りです)。このジャンルはサイケの中でもとっつきやすいジャンルだと思いますのでよければ検索してみてください。フルオンからさらに派生したハイテックフルオンというジャンルもあります。

 

そんなこんなで今日はここまでにしましょう。明日もトランスのつもりでしたが、間を1つ挟もうと思います。

 

ネクストブログ’s ヒーント

 

「777」

 

ありがとうございました。