44日目:Nu-style
反省して今日は昼から書きます。こんにちは、雨です。
朝書いていたあの時期はどこへやら。朝書いた方が生活習慣がまともだった気もします。このブログで生活習慣が変わるのはさすがに笑う。
今日も音楽に関する話をしようと思います。アドベントカレンダーでもアートコアの話がしっかり書かれていましたが、アレに比べるとはるかにこの記事は稚拙です。
今日は『Nu-Style Gabba』です。皆さん知ってますよね?大学の必修だと思います。
必修のはずなのにこの科目を受けていない、抜け道で単位を取り切った人用に説明をします。
字の如く、Nu-styleなガバですが、そもそもガバってなんだよという説明から必要でしたね。(ポップンにもガバがあったのを思い出したので、詳しくは明日紹介しようと思います)
ガバはハードコアの一つで、オランダで誕生したロッテルダムテクノが紆余曲折を経てガバという名前になりました。ロッテルダムテクノことガバの特徴として、キックが音楽の中で最もうるさく、激しいことが特徴です。やかましい(誉め言葉)で有名なハードコアですが、特にその片棒どころか両棒くらい担いでいるのがこのガバです。
ガバはBPMが速いものが多く、大体が140を超え、早いものでは200,300など、ダンスミュージックのはずなのに不思議ですね。
ガバは明日も紹介するのでとりあえずはここまで。なんかやかましいのに惹き込まれて頭を振っちゃう曲だと思っていただければ幸いです。
じゃあNu-Styleってなんだよって話ですが、簡単に言えば『ノリやすい』ガバという認識です。
BPMはガバと変わらなくとも、大抵の曲が6/8拍子(三連符)のリズムで刻まれます。日本人なら阿波踊りなどのいわゆる音頭が一番認識しやすいのではないでしょうか。
またガバのように極端に速い曲はなく、大抵は160-180の間で設定されていることが多いようです。
と長々話しても伝わらない気もしますので実際に聞いてもらおうと思います。ポップンにあるNu-Style Gabbaです。
エレゴスREMIX/the keel (Nu-Style Gabba mix)/teranoid
不思議でしょう?ダークで激しいサウンドのはずなのに、何故かリズムに乗れてしまう。いわゆるガバキックが三連符を刻むことで173と速いBPMでも乗りやすくなっているのです。
元の楽曲のエレゴス/the keelもダークサイドな楽曲だったのですが、そこにNu-Style Gabbaの要素が加わることで非常に闇にあふれた楽曲になっています。ポップンの曲コメの『闇と電子は増量中。』は非常に秀逸なコメントで好きです。
teranoidことkors kはこの名義では非常にダークなガバを作ることが多く、特にbeatmaniaⅡDXではかの八段ボスで有名なgigadelic、不遇ながらも人気が止まないBad Maniacsなど、非常に有名かつ激しい楽曲を手掛けています。SIRIUSをもってteranoid名義は引退…かのように思えましたがC91にてteranoidアルバム「S2TB Files6:teranoid」が販売され再び注目されるようになりました。
彼の天才といわれる所以がどの曲からも伝わってくる名盤なので、是非そちらも聞いてみてください。(一部KONAMIの都合でリストが欠けていますが、気になる人は購入して聞いてみてください)
あれ?またkors kの宣伝してる。
今日はここまでにしましょう。44日目なので44を紹介しました。明日は45を紹介するつもりでしたが、ガバは44です。残念。なんてガバガバな日程設定。
ネクストブログ’sヒーント
『ガバ』
ありがとうございました。