88日目:丹後
行きたいですね。こんにちは、雨です。
ゲーミングチェアにPCと来たので、次もし給付金が入ればモニターをもう1枚買っておきたいところです。問題が供給が少なそうというところですね。
さて、今日のテーマはタンゴです。単語でも丹後でも端午でも団子でもありません。tangoです。音楽のタンゴです。
タンゴは18世紀後半イベリア半島(スペイン)で生まれた伝統的な舞曲です。しかしタンゴの中で一番有名なのはブエノスアイレス・タンゴ(アルゼンチンタンゴとも)と呼ばれるもので、アルゼンチンがスペインの植民地であった影響で伝わりスペイン以上に発達したことが由来となっています。原産地より移植先で有名になるのは音ゲーにもありがち。BMS楽曲とかそんな感じだったりすることも。
タンゴが生まれた当時のブエノスアイレスは労働者が集まっていた港町で、活気あふれた賑やかな町でした。その中でも特ににぎやかな酒場では、家族を故郷においてきた労働者が娼婦と踊ることで郷愁を募らせていたという話があり、その踊りに合わせるように誕生したのがタンゴといわれています。
また、タンゴの特徴に黒人系のリズム、ヨーロッパ的な旋律、そして現地インディオの音楽が融合したようなものというものがありますが、これは港町に労働者が各地からあふれかえった影響なのではないかと推測しています。
音楽はあんまりだけどダンスだけ知ってる、見たことあるという人の方が多いのかもしれません。
最近まで(といっても完結したのは3年前ですが)社交ダンスをモチーフとした漫画「背すじをピン!と〜鹿高競技ダンス部へようこそ〜」の影響で、もしかしたらタンゴというワードをきいたことがあるかもしれません。大体漫画で出てきたイメージと同じで、社交ダンスの中でも比較的激しめのダンスをするものだったりします。
ただ、あくまでそれはタンゴの一種で、そうではないものもあり、先ほど紹介したアルゼンチンタンゴは「即興」でダンスをするものが一般的なんだそうです。タンゴ多すぎてわからなくなったので、気になる人は漫画を読むか動画を見るなりしてタンゴの面白さを学んでみてください。
今回はそんなタンゴ(ダンス)ではなく、タンゴ(音楽)を見ていこうと思います。
先ほど紹介したようにタンゴは複数の国の音楽が織り交ざってできた音楽であり、長い歴史と人が紡いだジャンルとなっています。
長くなるので簡略しますが、現在は4拍子(昔は2拍子だった影響で奇数拍子は強め)、哀愁を帯びた雰囲気、ミロンガと呼ばれるリズム(後述)など、基本的に舞曲なのでリズムに重きを置いたジャンルなのがわかります。
とりあえず聞きましょう。今日紹介する曲はこの曲です。
Mutsuhiko Izumiによるプログレッシブなタンゴです。彼ならではの激しいギターとどこか哀愁を帯びた雰囲気、そしてだんだん速くなる展開と情熱的かつ先進的なタンゴを表現しています。
展開が進むにつれ陸奥彦ギターは激しく燃えていき、終盤では泣きメロどこいったプログレッシブなアルペジオが前面にプッシュアップされています。前半ではギターだけでなくピアノやアコーディオンを用いて一層哀愁を奏でている感じが好印象です。
先ほど名前だけ出したミロンガ(多分この曲でも使われているのだが、確証が持てない)について具体的にどういうリズムか書き並べようかと思いましたが、めちゃくちゃ詳しいサイトがあったので置いておきます。
ちなみに難易度は48のなかでもトップクラスに強く、油断するとゲージを持っていかれて逆ボしてしまうタイプの譜面です。
9割ここが原因ですが。
これで初出41(今でいう47)なのでびっくりですね。wikiの難易度指数を見ているとクリエイターが出るまで48最強だったようでホント意味不明です。二重階段は簡単に見えるのかもしれませんね。
そんなこんなで今日はここまでにしましょう。今日も忙しいのに文章がまとまらずに長くなってしまった。
ネクストブログ’sヒーント
「3.42857142857」
ありがとうございました。