98日目:振り返ろう

こんにちは、雨です。

いよいよこのブログも終わりが見えてきました。うれしすぎる。いやー長かった。

 

そんなブログを締めくくるラストラン、どうしようかなーと悩んでいたのですがやはりこの曲がちょうどいいかなあと思いました。

 

Popperz Chronicle/pop'n masters

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今年のKACで登場しすべての話題をかっさらった、ポップンボスメドレーです。各作品(といっても14から)のボス曲+レジェンド楽曲であるquick masterで構成されたメドレーです。

女子部門は通常(50)、男子部門はUPPER(50)で、決勝楽曲として立ちはだかります。それぞれ難所が交互に入れ替わり、2譜面をプレーすることによってPopperz Chronicleは完成します。なんかかっこいいですね。くそ難しいけど。

どれくらい恐ろしいのかというのを、このブログの過去記事なども振り返るついでに見ていこうと思います。

 

J-テクノ/quick master/act deft

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まずpopperz chronicleイントロでプレイヤーたちを震え上がらせた名曲、J-テクノです。譜面自体は何も恐ろしくないのですが、ポップンボスメドレーのイントロとしてポップンを作り上げたこの曲というのは非常に大きな存在として出迎えます。鳥肌ものですね。

 

プログレッシブバロック/Übertreffen/TAKA respect for J.S.B.rainyshadow19.hatenablog.com

まずボスとして立ちはだかるのは、ポップン14でのHELL 14コースのラストに君臨し長きにわたり多くのプレイヤーにぼこぼこに練習された名曲プロバロです。プロバロ自体はそこまで難しくないのですがここでこぼしてしまうと後がつらいのでフルコンが前提となります。通常譜面はさして難しくないのでサクッとつなぎましょう。

 

ニエンテ/neu/少年ラジオ

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次に登場するのは15でのイベント『わくわくミミニャミ探検隊』の最終解禁曲として登場したニエンテです。

爆撃が飛んでくるのかなーと思ったのですが、つなぎの都合なのかラストの階段の部分を叩かせます。ここもさして難しくないのですが、前のプロバロやあとに待ち構えているトイコンと比べてBPMが速いので注意が必要です。遅い方が悪いんだけど。

 

トイコンテンポラリー/シュレーディンガーの猫/Cait Sith

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次に登場するののは、ポップン16でのイベント「あつまれ!ポップンパーティー」で登場したAC初の43です。この譜面は何といっても60-61小節の最発狂、通称「わけのわからないもの」があまりにも強く相当な数のプレイヤーのゲージを葬ってきました。

トイコンといえばやはりここなので、popperz chronicleでもこの部分が飛んできます。が、通常譜面でわけわかが、UPPER譜面にはかなり簡略化された譜面が飛んできます。まあそのあとはアレだし。

 

サイレント/音楽/弁士カンタビレオ

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非辛ゲージでポップンの最高難易度として未だに君臨するバケモノ、サイレントはポップン17でのイベント、『第一回ポップン映画祭』で登場しました。

この曲といえばBPM260で飛んでくる12分多重乱打発狂『産卵地帯』や、ラストの最早運ゲーといわざるを得ないほどの超発狂など、今なお多くのプレイヤーを苦しめることになっています。

曲は非常によく、wacの1stアルバム「音楽」の主題となり、ポッパーに限らず音ゲーマーという垣根を超え良曲として受け継がれてきました。

なんで紹介しなかったんですか、という答えに対してはこのブログが始まる前日の記事でこの曲を取り上げたからです。もう一回書けばよかったかもしれない。

 

ちなみにpopperz chronicleでは産卵地帯がピックアップされたのですが、なぜかBPMは130で半速になっています。サイレントの産卵は非辛ゲージだから許されたのに辛ゲージでこれを、しかも低速でやらされるというのはかなり厳しいです。どうしてこんなことに。

 

ふること/序/かむがたりべ

https://www.youtube.com/watch?v=z6r3DcEJQe0

そんなサイレントの後に登場するのはふることです。この曲はポップン18でのイベント、「ポップン風雲録」で登場したラスボスです。

紹介するタイミングが思いつかず忘れていました。悲しい。

popperz chronicleでは通常譜面でpeaceに登場したUPPER譜面、UPPER譜面では簡略したふることが飛んできます。ふることUPPERは50なのでなめてかかると痛い目を見ます。

あと、サイレントの後なのでBPM差が65もあるので目線には気を付けましょう。ここでこぼしてしまうと後がつらいです。

 

・スケールアウト/BabeL ~Next Story~/Power Of Nature

https://www.youtube.com/watch?v=F56ZzSEVA1A&t=16s

ようやく49(といっても上位ですが)が登場します。スケールアウトはポップン19でのイベント「タウンモード」でバベルの塔を建築することで解禁できた楽曲です。

この曲は私が所属しているサークルOPUBEATのアドベントカレンダーで紹介したのでこの100日ブログでは省きました。どうせならバベルどっちかやればよかったなあ。

通常譜面は三角押しのみ、UPPER譜面ではラストの4つ隣接ラッシュを含むスケールアウトの最難所が飛んできます。あまりここではこぼしたくないですね。

 

トワイライトチャイム/BabeL ~roof garden~/Capital Wage Association

https://www.youtube.com/watch?v=kYAasT3DcsU

 スケールアウトを倒した先には、この曲。トワイライトチャイムです。この曲はボスではなかったのですが、スケールアウトとワンセットという認識もありますね。

BPMは64で超低速なのですが、ここでこぼすのはかなりまずいのでノーダメージで切り抜けたいところです。いきなりBPM1/3にされても難しいんだけどね。

 

ラクモ/少年は空を辿る/Power Of Nature

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続いてはポップン20でのイベント「それいけ!ポップンエスト」で登場したラスボス、ムラクモです。このあたりから何となくポップンの世代交代という感じもしてきましたね。公募でにぎやかだったのもこのころ。

ラクモといえば記事でも紹介したように開幕や後半の超発狂が有名なのですが、popperz chronicle(UPPER)で採用したのはまさかのラスト。ここに癖がついているプレイヤーが多いからのチョイスなのでしょうか。だとしたら性格が悪い。

ちなみに通常譜面では簡単になったラストが飛んできます。でもBPMが遅いのでこぼさないように気を付けましょう。

 

エンジェリオン/生命の環を紡いで/han@*mori

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次は、ナンバリング廃止という新シリーズかのような形でリリースされたサニーパークのラストに登場した、ラスボス兼エンディングを担当したエンジェリオンです。

エンジェリオンは50最弱だのトイサイダー村入村拒否枠だのさんざん言われていますが、そんな舐め切ったプレイヤーを幾度となくぼこぼこにしてきました。

そんな不遇なエンジェリオンは、なぜか発狂ではなく回復地帯がピックアップ。可愛い曲枠なのか、担当キャラが女の子なのか、UPPERではなく通常譜面の方で原曲から譜面を引用しています。

 

L-an!ma/Master of Lapis

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 絵柄の大幅変更、ジャンル名廃止などプレイヤーを騒然とさせた22作目ラピストリアのラストを飾るボスはこの曲でした。PON×TAG×wacというラピストリアのサウンドチームが終結してこの曲は作られました。

傾向は違えどサイレントと肩を並べるほどの難易度で、苦しめられたプレイヤーは多いはず。特に同時押しラッシュや縦連交じりの高速乱打発狂は難しくゲージが地へと落とされてしまいます。

popperz chronicleではサビの部分を採用。UPPER譜面では原曲の譜面がそのまま飛んできており、非常に激しい乱打発狂と縦連に苦しめられます。なおここからラストまで基本BPM200前後になるので目線の固定ができるようになります。

 

НУМЛ/Zutt

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エクラルでボスが不在だったこと、キャラの名前がEclat(エクラ)であること、うさ猫稼働から1週間で登場したことより、遅刻してきたエクラルのボスことНУМЛです。ヒムと読みます。

PONとwacによる、創世ノート以来のタッグで荘厳で幻想的な世界を表現しています。コーラスは今ブームが来ているMarLによるもので、常盤ゆうとはまた違うテイストで私はとても好きです。

50にしては控えめ…という気もしますがやはり最難所は50といわざるを得ない超発狂ラス殺しではないでしょうか。縦連が多いわりに案外取りやすい気もしますが、それでもやはり50といえる代物でしょう。辛ゲージなのもしんどい。

そんな最発狂をpopperz chronicleでは採用しており、通常譜面でこの発狂がそのまま飛んできます。逆にUPPER譜面では簡略化され、LPを導入した新規譜面となっています。

 

Chaos:Q/nonuplet

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うさ猫中盤で登場した表ボス、Chaos:Qです。作曲はまさかのred glassesであることが判明し話題になりました。

ピアノを多用した、リズムが難解な近代音楽で様々な楽曲の要素が入り混じった、まさにカオスなジャンルの楽曲でしょう。曲も譜面も難解です。かっこよくて好き。

この曲といえばやはり100-402で前触れもなく発生する超ソフランだと思います。ベースが201、402になるパートが4回、低速が2回(うち1回は100→150のソフランもあり)という非常によくわからないものになっています。書き起こすと201-402-201-402-201-402-201-100-150-201-100-201-402-201になります。なんだこれ。

popperz chronicle(UPPER)ではまさかの201-100-201-402のパートが採用。o†oが控えている前にこのソフラン(しかも密度もChaos:Q中最高)を用意してくるあたり質が悪いですね。ちなみに通常譜面は譜面そのままでソフランをしないという形になっています。それでもそこそこ難しいんですよね。

 

o†o/aωc

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うさ猫の大トリを飾り、全曲中最強と名高いo†oです。うさ猫イベント「ナビフェス」の「RAINBOW STAGE」で登場しました。

長らくニエンテが守り続けてきた最高ノーツ数を更新し、休憩と呼べる場所がほぼない(地力がついても縦連が速くて体力が削られる)、真ん中の階段ベースの発狂、そしてラストの超発狂はまさに鬼の所業。とても許されることではありません。

 当たり前です。

 

popperz chronicleでは問題のラストが採用、されたのですが通常、UPPER譜面ともに多少カットされています。通常版は縦連のみ、UPPER譜面は問題とされていた8分三連を簡略化し同時押しではなく単発縦連になっています。簡略化したつもりだとしたらなかなかです。根本は変わってない。

 

25o’clock the WORLD / Power Of Nature

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popperz chronicleの大トリを飾るのは今作peaceで登場したこの曲、底抜けに明るいボス曲こと25 o'clock the WORLDです。

20周年の集大成を飾る作品で登場したpeaceでのボス曲は、今までになかったLN譜面を多用した譜面で見かけ以上に地力が要求されます。元々BPMも速いので非常に厄介です。取りこぼしには気を付けたいところ。

popperz chronicleで採用されたのは最後。通常版では道中で登場する青黄二重トリル、UPPERでは原曲のラストにもある同時押し交互乱打が飛んできます。ここまで来たらもうミスは許されません。取りこぼさないように頑張りましょう。

 

果たしてこれらの曲たちが組み合わさるとどんな譜面になるか、こちらです。

 

通常EX

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UPPEREX

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なんか簡単そうに見えてきました(錯乱)。

人選ミスな気もしてきました。多分。

 

20年が紡いだ譜面という名の暴力をぜひ味わってみてほしいものです。現状UPPER側しか解禁できませんが。

 

そんなこんなで今日はここまでにしましょう。難しさを伝えるのって難しいですね。

 

ネクストブログ’sヒーント

 

「さよなら」

 

ありがとうございました。