始めよう、ポップン
こんにちは、雨です。
100日ブログを書いたところ、文を書かないと変な気分になるようになりました。習慣は急に取れないんだなあ。
さて、ポップンは知っていますよね。具体的な説明は省略します。カラフルなボタンでポップな曲を叩きのめすアレです。
見た目に反してハードルが高そう、難しそうという話や、上手くならないとかどうやったらできるようになるのかという話を良く聞きます。
そんな悩みを解決するべく、今回は後半の「上手くなる方法」について書いていこうと思います。
問題は私は8年プレイヤー(間に6年のブランク付き)なので序盤に関しては記憶がおぼろげなのですが出来るだけ丁寧に書いていくつもりなのでよかったらブラウザバックせずお付き合いくださいませ。
1.まずは初心者脱却(Easy譜面)
ポップンが音ゲー最初!という人は私のブログを見ている人はあまりいないと思いますが、そんなあなたでも安心して取り組めるように書き込んでいこうと思います。
初めての人でも安心できるポイントはこちらです。
1.初回プレーは無料(ありがたいですね)
2.三曲保証なのでクリア出来なくても大丈夫(ありがたいですね)
3.幅広い世代の版権曲がある(ありがたいですね)
なので取っつきにくさは案外控えめです。無料ならとりあえず…と思えるでしょうし。
ではゲームの話に入りましょう。
ポップンは9個のボタンを駆使して遊ぶゲームなので最初はボタンの位置が…となる可能性は大いにあります。というかならない人はかなりの才能です。今すぐATMから10万おろして全ツッパしてほしいくらいです。
そんな初心者に配慮してなのか、Easy譜面はボタンの数を制限した譜面が多く、まずはこれとこれとこれを叩こうみたいないわゆるチュートリアル譜面があります。レベルに応じて段々使うボタンの数が増えていくので、余裕であればどんどんボタンの数を増やしていって、厳しいようなら減らして、みたいな感じで慣れていけばいいと思います。
ここで大事なのは
1.慣れるまでくじけない
2.全部埋めようとしない
の2点です。各々説明していこうと思います。
1.慣れるまでくじけない
大切なのはボタンというデバイスの位置を感覚でつかむことです。身近な例では、プレステも初めてプレーするときはボタンの位置がわからなくなった過去があると思います。私も最近ゲームパッドでPCゲームをしますが、〇と×をよく間違えます。
基本的に視点はゲーム画面なので、当然真下にあるボタンを見ることはありません。また、いちいち確認しながら押すという方法では目が追い付きません。最初の内はボタンの位置と対応するレーンを紐付けるためにボタンを見ることはあると思いますが、キーボードのブラインドタッチ同様いずれ覚えていかなければなりません。
ただ、幸運にもキーボードと違いボタンは9個しかないことに加えボタンは対称に配置されているのでまだ感覚はつかみやすいのです。
ゲームで大事なのは「慣れ」です。何事もそうですが、いずれ慣れるのでボタンの位置は覚えると思います。特に他機種プレイヤーはサクッと感覚をつかむと思います。これは他機種で積んだ「経験」をそのまま当てはめているからです。
ただ、やはり無料の1プレーだけでは限界があるので当然100円を入れて再度プレーする形になると思います。そうなるとそれ以降は「お金を入れた」という事実によって「無駄にできない」という感情が多少なり芽生えてくると思います。芽生えない人は富豪かゲーム好きのどちらかだと思います。
何円かけてボタンの位置を感覚で理解できるようになるのかは人によります。恐らくポップンを多少触って辞めた人はここじゃないかと思います。ですが、そこで「できないからやめよう」ではなく、「できない」より「できた」と向き合ってください。このボタンの色を覚えた!この曲できたやん!とポジティブに解釈することが何より大事です。やめてしまった人ももしかしたら次の100円で感覚を掴めたかもしれません。お節介かもしれませんが、もう一度プレーしたら世界が変わっていたのかもしれませんよ。
2.全部埋めようとしない ※注意
これは何かというと、「せっかく曲があるんだからやらなきゃ」という人が一定層います。それも大事なことだと思います。曲はとりあえず全部やらなきゃという姿勢はもう少し後まで取っていてください。ここでは上達するコツの話になるので、もしこの姿勢のまま行きたいという方はそのまま飛ばして次の項目へお進みください。
さて、どういう話かといいますとEasy譜面は膨大な数あります。ざっと300くらいあるんじゃないかな。
単純計算で100クレ、1万円かかります。膨大なクレ数と時間をつぎ込んでEasy譜面から得られるものって「ボタンの位置」だけなんですよね。なので、ある程度ボタンの位置をマスター出来たらNormal(以下N)譜面へと進んでしまいましょう。
Easy譜面はいわばチュートリアルです(人によってはN譜面もそうらしいですが)。ゲームでもチュートリアルステージを永遠とループして時間を費やす方は稀だと思います。ゲームの操作方法を理解出来たら先に進んじゃいますよね。音ゲーでも同じです。
例えるなら、四則演算のドリルを100点完璧にするまで永遠に解き続けるようなものです。英単語を1冊丸々暗記するまで続けるようなものでしょうか。これは違うか。
とにかく、基礎は怠るなといいますが「過ぎたるは猶及ばざるが如し」ということわざもあります。ボタンの位置を覚え、このレベルはもう余裕!という意識が生まれたら100%埋めてなくても次に進んでみましょう。もしダメだったら戻ってくればいいだけの話ですし、チャレンジすることも大事ですよ。
2.初級者はとにかくいろんな曲をやれ(~Lv28くらい)
大体この辺りはN譜面が登場します。簡略化したメロディーラインだったりパーカッションがボタンにアサインされていて、Easy譜面よりか叩きがいがある譜面が多いです。
また、Easy譜面は最近になって登場した譜面なので、過去の有名な曲には用意されていない、なんてこともあります。アルティメットモバイルやYouTube、他機種で聴いた曲をやろうとしたらEasy譜面がなかった…という方もここでその曲と巡り合うことが大半です。なので目標として好きになった曲のN譜面をクリアしたいと思う方も出ることでしょう。実際私もメガネロックがクリアしたくて目標にしていた時期がありました。
まあこの時期は音ゲーが楽しくなってくる(=上達が早い時期)ので、この部分は気にせずすっ飛ばしてもいいんじゃないでしょうか。特にワンポイントアドバイスもいらないような気もしますが、一応書いていこうと思います。
初級者への大事なポイントは
1.とにかく触ろう
2.慌てない
の二つです。
1.とにかく触ろう
逆を言えば選り好みをしない、ということです。N譜面はそんなに譜面ごとの差は大きくないので、とりあえず知っている曲を探してはプレーして、プレビューを聴いて好きな曲ならプレーをして、キャラが可愛いならプレーして、とにかくプレイしましょう。音ゲーで大事なのは経験です。たとえクリアできなくても経験は裏切りません。慣れていくうちに様々なことを見出します。
例えば、「こういう叩き方をすれば疲労が少なくて済む」とか、「ここで左手を使うんだな」とか、遅かれ早かれどこかで気づくと思います。そうでなければ誰かしら教えてくれる人も出てきます。いい時代ですね。
音ゲーは知識だけではうまくなりません。プレーして得られた経験が大事なので、今は気にせずぼこぼこしばきましょう。
2.慌てない
当たり前の話なのですがレベルが上がるにつれてだんだんノーツが増えてきます。Easy譜面とは違い同時押しも比較的多く登場することもあります。同時押しでなくても全体的にたたくレーンが増えて、認識しなきゃいけないノーツが増えます。
するとどうなるか、認識が追い付かなくなって慌てます。
認識が追い付かない→押せない→慌ててわたわた手を動かす→押せてない→できない→なんだこのゲーム
という悲しいルートをたどる羽目になります。
ではどうするべきか、あなたがとるべき手段は2つです。
①押せるところは完璧に押す
②認識しなければならないノーツを減らす
①押せるところは完璧に押す
曲が全部押せない、なんていうことはありません。もしそうだとしたら地力が足りてないのでおとなしくレベルを下げましょう。
おそらく、曲中の難しいところでノーツを認識しきれず、その精神状態が後から後から続いてしまうなんていう現象が起こりかねません。難しいところは当然難しいので慌てず、難しくないところを完璧に押せるようになっておく、ということが大事です。
なんて精神論よりこっちですね。
②認識しなければならないノーツを減らす
とは?という話ですが、ハイスピード(ハイスピ)です。ハイスピとは何かというと譜面が落ちてくる速度はBPMに依存していますが、そこに倍率をかけることで譜面の落ちてくる速度を速くし、認識しなければならないノーツを減らす、という内容です。
例えばの話ですが、こういう譜面があったとしましょう。
ホントはGIFとかで作ればよかったのでしょうが面倒だったので割愛します。ちょっと難しい気がしますね。
ちょっとノーツが多い気がしますね。これにハイスピード(例として2倍)をかけてみるとこんな感じになります。
広くなりました。認識しやすくなりましたね。
ノーツ間が狭いと認識しにくいので、ハイスピードを速くすることで間隔を広げ画面上のノーツ数を減らします。かといっていきなりめちゃくちゃ速くしたら追い付かなくなってしまいわたわたしてしまいます。さっきも書いたように負けルートに入っちゃうやつですね。
なので段階的に上げていって「今の」自分に最適なハイスピードを探しましょう。なぜ「今の」という書き方をしたのかといえば、後々また合わせる機会がやってきます。それがいつになるかわかりませんが、とりあえず今に最適なハイスピードを設定しましょう。
ポップンで大事なのはBPM×倍率によって得られた演算結果です。
例えばBPM150で3倍をかけたとしましょう。答えは450ですね。
そのあとにBPM180の曲をやるとしましょう。先ほど450でプレーしていたので、できることなら同じくらいの速度で譜面が降ってきてほしいわけですよね。なら簡単です。倍率を合わせて調節すればいいのです。
450/180=2.5なので、倍率2.5倍をかけてプレーすれば先ほどのBPM150と同じ速度でプレーすることができ認識が楽です。やったね。
ちなみに倍率を0.1刻みで変えることができます。最適な値に極力近づけることで譜面をほぼ同じ速度でプレーすれば、BPMの変化を気にせず遊べます。認識の阻害である「譜面ごとの速度の違い」というものは取っ払いましょう。
まあ初級者はバシバシ叩いてミスっても笑い飛ばすくらいがちょうどいいです。サクサク伸びるのでとんとん拍子に初級者を卒業しちゃいましょう。