55日目:誰かの中に私はいる

そういう生き方をしたいです。こんにちは、雨です。

 

口内炎生活が続きます。マシにはなっているはずなのですが、いかんせん2個が隣接して出てきたせいで滅茶苦茶痛いんですよね。厄介ごとってなんで同時に来るんでしょうね。分けて来いよ分けて。

体がボロボロなのは恐らく自粛の影響なんだろうと思います。最低限運動しないと体が弱ってしまうというのを地で行っている気がして少し悲しいです。なんでやろなあ。

 

そんな辛気臭い話より曲の話をしましょう。

今回のテーマは「ニューミュージック」です。決して現代音楽ではありません。

ニューミュージックは日本版フォークロックという認識で大丈夫です。多分。

一説ではJ-POPの起源ともいわれたニューミュージックですが、ニューミュージックがポップスの流れを汲み取ったことでJ-POPになったという説があるようです。

ニューミュージックという定義に収まりきらなくなったアーティストが増え、棚に収めるのに苦労したCDショップ店員や音楽業界の人間が頭を悩ませていたところ、あることが頭に浮かびました。

まとめてJ‐POPにしたらいいのでは…?

こうして生まれたのがJ-POPという説があります。なので今CDショップに行くと全然ジャンル違うのにJ-POPと演歌とEDMの棚に分けられているのは、店員があまりに増えすぎたジャンルに苦悩したからという理由があります。ほんとかよ。

 

しかし、アンダーグラウンドで音楽オタクな我々はそれで解決してはいけません。ニューミュージックとはこういうものだよというものを知ってもらいましょう。

文章まとまらないのでとりあえず聞いて。

 

ニューミュージック/僕の飛行機/宮永やよい

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わかります?こういうのすごい刺さるんです。心に。

卒業と共に伝えることが出来なかったあの人へ向けた言葉を、想いを、夢を、紙飛行機へと託した歌。その言葉はいったい誰に届いたのか。そんなお話です。あなたはこの曲をどう解釈しますか?

サビの歌詞の

 

ここで見てた淡い夢も 翼にして
いつか 誰かに届いてくれる? 僕の飛行機

 

なんて、自分が何らかの事情で出来なくなってしまった未来を、誰かに託す決心をつけて紙飛行機を飛ばす部分なんて、もうドラマにできるでしょう。2分間しかないのにこれだけドラマが頭に流れてくる曲もそうそうありません。歌詞にない部分まで想像しちゃいますね。

 

昨日のフォークロックより多少ポップス寄りなこの曲、それでもやはりフォークソングの流れを汲み取ったこともあり少しもの悲しげな曲と歌詞になっています。作曲は昨日に続きwacなのですが、こういう歌を書かせるとやはり天才なんだと実感しますね。

 

この曲はなんでたった2分しかないんだという人はロング版もあります。

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この部分では私が書いたように、想いを紙飛行機に託す歌詞があり

 

白いノート 1枚破って
今日の日付とさよなら 託した紙飛行機

 

というエモい部分があります。

ちなみにタイトルは何だという話ですが、ロング版のサビの最後の

 

風に乗って 舞い上がって 蒼く溶けた
あの紙飛行機は 誰の手に届いたろうか
夢が覚めて 僕が空に 還る時も
ずっと 変わらずに 僕は君の中に生きている

 

の部分です。彼(女)の想いは果たして誰かに届いたのか、誰かの記憶の中で生きているのか、そういうエピローグな部分も含めてこの曲は非常にいい曲です。歌詞が刺さる刺さる、人生について考えちゃう。

 

ここから先は押し売りのコーナーなので、閲覧は自由です。

余談になりますが、この曲なんと合唱団によるコーラス版もあり、そちらは後にノスタルジアに収録されました。(合唱団は諸般の都合で変わりましたが)

 

僕の飛行機/すずかけ児童合唱団

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でコーラス版もロングがあります。どうせここまで書いたなら紹介しましょう。

僕の飛行機Choir Version/森の木児童合唱団

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1日に4曲も貼るのは(しかも同じ曲)というのもなかなかすごいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実はポップンcafeというアルバムが昔出てまして、ポップンの曲をお洒落にアレンジするという企画のアルバムにもこの曲が収録されています。わざわざ私が彼(女)と書いたのは、こちらのアレンジでは男性ボーカルだからですね。

 

僕の飛行機/HAYABUSA

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というわけで一日5曲も紹介しました。いつかやろうと思ったので満足です。押し売りにもほどがある。

実はニューミュージックというジャンルについてもりもり書いていたのですが、あまりに押し売りが長すぎたのと、早く聴いてほしいのでカットしました。仕方ないね。

 

気に入った人はぜひアルティメットモバイルを課金すれば秒で聴けます。アルバム自体がどれも古いので、現品を手に入れるのは少し難しいかも。電子版で聴きましょう。

 

そんなこんなで今日はここまでにしましょう。コメントに「5曲も貼るなんて愛がすごいですね」なんて流し読みしたかのように書かれていたら悲しいですね。

 

ネクストブログ’sヒーント

 

「レジェンド」

 

ありがとうございました。